2009年08月22日

兵隊さんパート2 その4

『耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・』という『昭和天皇』の、『前代未聞』』の『勅語』の、『ラジオ放送』を、聴いたのは、長崎県の離島、『対馬の、高射砲陣地』に着陣して間のない時期でした。
地元、島民は勿論、我々兵隊も、驚き、がっかり・  この陣地も、島の小学校を、兵舎に、取り上げ、
教室で、『寝泊り』民家で、『諸仕度』するという状態でしたが、毎日、『敵機』は、上空を定期的に、往復しておりましたが、残念ながら、高度が、高すぎて、砲弾は、届かないのです。隊長である、『杉山中尉』は、島民の声・・即ち、『触らぬ神に、たたりなし』で、島民に、なんの、被害もないのであるから、『こちらから、仕掛けることは、してもらいたくない』という、希望に、『応じる』という理由
? で、『砲』には取り付くのみで、遂に、一発の、『砲弾』も発射する事はしなかったのです。

私自身は、候補生を卒業し、『中隊』に、配属されましたが、其の『中隊配属』に絡んでは、面白いことがありました。
 『南の島』からの、本隊帰還の途中、潜水艦攻撃をうけ、『太平洋で、海水浴』を深夜から、翌日昼前後まで強制的に、『いかだに、すがって、すごす』という、経験をさせられたのでした。海軍の、『駆潜艇』に、拾い上げられて、一命を取り留めた・・のでした。『左耳の、鼓膜裂傷』で半年ほど、入院歴も、
出来てしまいましたよ。現在も、左耳は全く聞こえません。  それは、さておいて、泣き泣き、乙種幹部候補生を、卒業して、福山市の、高射砲連隊の、12中隊へ、配属になったのですが、中隊の准尉殿(人事担当)が、『ワシはお前の、お袋をよく知っているんだよ。仲良しだが、怖いお袋で、わしはよく叱られるんだわ』と、声を掛けられたことでした。

之には、驚きました。思いがけないときに、『お袋』の話しを聞かされ、しかも、怖いお袋だ・・とは、不思議でしたが、其の准尉によって、寄せ集めの、『一個小隊』を編成して、『対馬陣地』へ、『着任』したのでした。

後は、ご承知の結果で、私の、『兵隊』も『おしまい』。したがって今回の、『投稿もおしまい』ということです。

准尉殿との問答は、機会があれば、又書きましょう。 
     
おしまい。


posted by やそろく at 09:00| Comment(1) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

兵隊さんパート2 その3

我々の、『ブロック』は、『第2班』という班に、所属する事が、個人の意思は、まったく無視され、
慎にあっさり、『内務班室』に誘導されました。班長は、『堀田 茂』と名乗る、『軍曹殿』でありました。
 此処でこの陸軍の、階級を、説明しておきましょう。
即ち、我々、本日やっと、己の、『寝起き』するところが決まったようなもの(まだ兵隊と、呼ばれる資格のないもの‥?)も含めて、『陸軍・二等兵(星が1個)』『同・一等兵(星が2個)』『同・上等兵(星が3個)』全く星のない、さりとて、『金でなく、べた銀筋が、陸軍兵長』次いで、『金筋が一本に、星が一つが、同・伍長』『星が2つになると、同・軍曹』『3つになると同・曹長』此処までが『下仕官』と呼ばれて、『判任官』『准尉』となると、星はなくなるが、『ぺた銀で、両端に金筋が入る。』即ち、将校待遇に扱われるのであるが、浴場は、『下仕官風呂にしか入れない‥ことになっている』が、裸では、階級章は見えない。したがって、先ず誰も、苦情は言わない。だから、将校風呂に入るらしい。

 この星ひとつで、まるきり、扱いが違うのが、面白い‥といえば面白い。

 班長殿は、下仕官。したがって、兵隊のように、一部屋に、寝台が並んでいない一部屋が、『下仕官室(班長室)』として、学校の、職員室が、当てられている。之は、旨い考えだと感心した。教室でなく、すこし、事務室的に、学校は作られている。これは、南の島も、内地の田舎も、町も、大凡、同じような、建て方がされている。面白い、現象だ。‥などと、感心している暇などはない。
 我々の、所属は、小隊長が、『陸軍少尉 沢 何某』(教官)  『分隊長 軍曹 堀田茂』(助教)
 そして、『陸軍 一等兵 間 何某』(助手)が、教育に当たるということが、準備されていたのでした。

 訓練とは、身体に覚えさせる事でした。理屈は無用。質問も無用。判るまで、反復・反復・そして実行この繰り返しでした。操典(教科書の事)に書かれていることは、『丸暗記』面白かったのは『睾丸』の位置まで、確か『左側(だったと思う)におくおきべし』と、あったように想う。寝るも起きるも、皆ラッパ、起床は6時・不寝番は、第1班から2名就寝ラッパから、起床ラッパまで。一時間単位で、勤務。初年兵の『勤務』は、この『不寝番』だけであったが、勤務に限らず、『申告する』という行事があって、之を事あるたびに、わめきたてねばならなかったのには、面倒・馬鹿らしい・が先にたって、聊か、腹もタッタが、やむをえなかった。

                            つづく
posted by やそろく at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月25日

兵隊さんパート2 その2

『マニラ』に、立ち寄りましたが、一部下船した部隊はありましたが、私たちは、船内のままでした。ただ、其の分だけは、広くなりは、しましたが、何分、『暑い』ことに、閉口でした。そして、残された、『新兵』の内に、同級生を2人見つけ出しました。甲板に出て、『お前もか・・?』 が、挨拶の言葉でした。
 『部隊名は・・?』。  口をついて、でた言葉は、同じでした。 同部隊でない事は、ハッキリしては、おりますが、おなじ事が同じように、『気がかり』であった訳だったようでした。  『俺は、船舶工兵よ』『俺は、船舶砲兵だよ。伊勢田(もう独りの、同級生)も、工兵か ? 』 『どうも、ソゥらしいわ』 彼は、丸で、(人事)のような口ぶ
りで、応えてくれました。別に、意味は何もあった訳ではない事は、5年間の、友達同士ですから、お互いに、よく判っている事です。

 言葉を交わしたのは、それだけ。  次に何をどうしたかは、記憶の外。

 そして次に立ち寄ったのは、『セブ島』其の名の島で、彼等『船舶工兵部隊』は、下船。船底は、わが部隊のみとなって、ゆっくりと、した船底になりましたが、よく日には、我々全員が、輸送船から、下船、
上陸した、という事です。即ち、本格的に、『初年兵』としての教育を受ける『道場』に到着したということです。いつまで、この島に、いるのだろうか・・再びこの島から、日本へ、帰ることが在るのだろうか、
感傷的に、ならざるを得ません。・・という時間は、一瞬の事で、整列、『右向け』で、4列の、『縦隊』『駆け足』で、背中の『背嚢』が踊るのを、気にしながら、『郡司・中尉』を隊長とする『ラパス公園』の小学校を接収した、兵舎に、到着したのは、午後2時ごろだったように、思えました。

 此処で、先ず、行った事は、何と、全員、素っ裸にされたのです。そして各自の、『ふんどし』と、『半跨』・を持って、水浴に、出かけたのです。  いかさま、『納得』できる措置だと、感服しましたよ。
公園には、『協会』がありました。外国人の、『牧師』が居て、我々の到着を、子供たちと、でむかえ・?て、くれていましたよ。   兎に角、頭から、水道管の、壊れたところから、流れ出ている『まみづ』を
頭からかぶり、タオルで、其のあたりを撫で回し、交代の声のかかるまで、『たぉる』を水道水いで、絞って、服のですが、あまり永くやっていると、垢というか、汚れが幾らでも、でてきて、キリが無い状態てでしたよ。 そこそこに
して、もとの公園の、学校兵舎に戻り、其の4列・縦隊を、此処まで、此処まで、と、同人数に区切って、『内務班』が編成され、私は、其の『第2班』に属するこちに定まったのです。
                                                  つつ゜く
posted by やそろく at 09:00| Comment(0) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

兵隊さんパート2 その1

再び登場のやそろくです。
私に書けることと言えば『兵隊さん』のことぐらいです。
それは戦時中とはいえ、平凡な静かな毎日を送れていた私を、昭和18年の、暮れの一日、市役所の『兵事係り』の引率で、梅田(大阪駅の当時の呼び名)駅から、
『指定列車』に詰め込んで、広島の宇品にあった『暁という名』の、兵隊集団『軍隊』へ引き渡されたときから、全く違った毎日を送ることになりました。

勿論「男子」であり、「憲法」の定めによる「兵役の義務」の遂行であることは心得てはおりました。が、さて、実際にその「現場」に立ってみると、「見ると聞く」
以上の違いを、ひしひしと感じざるを得ませんでした。

そして、年の暮れにもかかわらず支給されたのは「襦袢も上衣も夏服」だったのでした。
あぁそうか、ミナミ行きか・・・。この直感は・・・「正解」でした。

ついで、「剣帯」に「剣身」肝心の「鉄砲」は・・・と思ったのですが、鉄砲を持たない「兵科」かな?
それも「正解」

その夜は一応、旅館で畳の上で「就寝」できましたが、翌朝は朝飯後、即、「元隊」へ、駆け足で「入庭」し、各自の「所属内務班」が
「決定」され、班内の己の「寝台」が決定されるのが、通常の入営順序ですが、我々はその足で「輸送船」に「直行・乗船」したのでした。
2000人は超える人数であったと思われますが、詳細はわかりませんでした。

船は出て行く、煙は残ったかた、どうかわかりませんが、船底に荒縄で仕切りを作り、その仕切り内に一定人数を割り振りして、計画人数を乗船・運搬しようという
計画であることは一目瞭然。

勿論、その運送方法は、船舶輸送でよいのですが、詰め込みの密度が問題。

立っていても、余裕のない状態で座れと言われる。できるか、できぬか、何としても、落ち着くはずがありません。

ワイワイ騒いでいましたが、あちこちで、パチン、ピシャンとうい殴られる音が聞こえ始め、音と共にに静かになってきました。

すなわち、黙って座れ。という「げんこつ」がとび始めたということのようでした。
そして、昼飯、尻を下ろして、両膝をたて、その両膝と尻の間にできた空間に、食器(ハンゴウ)をおいて、昼飯・夕飯は済ませたのでした。

ここでまた一言。よく兵隊さんは常に空腹・・・といいもするし、一般人もよく聞かされることなのですが、なぜか私はこの空腹を在隊中に感じたことがありませんでした。

現在でも全く空腹感は持ちません。不思議な体質だと自分でも感じております。

点呼も船内。しかも、縄張り内しか動けないのですから、臨時の分隊班長(下士官・軍曹)も短時間で掌握できるし、カンバンにさえ出れば、せんだんの船があとになり先になり、
その速度に合わせて「飛魚」が波間を飛び交っているし、右も左も水ばかり。
暑くさえなければ、まことに結構。約1ヶ月かけて「マニラ」寄港したのは「紀元節」に近い日でした。
第2回に続く。
posted by やそろく at 09:00| Comment(2) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

兵隊さん その3

ただ、道端で出会った時は、これは『無条件で』階級章の下のものから、『挙手の敬礼』が行われなければなりませんが、偶々、おなじ『隊』であれば、階級はとにかくとして、新しいものが、古参兵に挙手の敬礼をせねばならぬようでした。

この辺、聊か『腑に落ちぬ』処でしたが、たかが敬礼の動作一つに、『拘る』より、新兵は新兵の『致さねばならぬこと』のほうが肝心。

追い回されるほどしなければならぬことがあるのです。

その一つ一つを、声とともに、『拳骨』を加えて、教わるわけでしたよ。でも、面白いところでもありましたね。

一期の検閲が、連日の、『徒手訓練』を、3ヶ月行ったところで、一区切りをつけ、いよいよ、本格的な、大砲の、操作訓練に移るわけです。

が、私は、別に、志願したわけでもないのに、『幹部候補生』ということで、一気に、『三ツ星』の階級章をともに、座金のついた、大きな『星マーク』付きで支給され、高射砲・機関砲の分離(専門科目別)が行われ、本格的な、訓練に、有無を言わさず、突入という事でした。

私は、整列した位置が『高射砲部隊』であったという、『偶然』の結果、『高射砲』部隊の一員に、なりました。・・というより、私の意志は、無視されたまま、されました・・というべきでしょう。

ここで、訓練に、直接関わるのは、下士官の、『軍曹・伍長』その助手に、旧い兵隊『階級は三ツ星・二つ星『上等兵。一等兵』があたる事になっていました。

将校は、教官・支隊長と呼ばれておりましたわ。
所謂『鬼軍曹』 と言うところですよ。 
posted by やそろく at 09:00| Comment(1) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

兵隊さん その2

お約束どおり、『兵隊さん』のことを、書きますよ。
ひとくちに、『兵隊さん』でお判りになりますでしょうが、その、組織は、慎に複雑なことになっていたようです。

その根本は、『旧憲法』に定められていましたが、総大将は、『天皇陛下』以下はすべて、陛下の部下。
そして、『陸・海・空』に分けて、担当の、『専門兵科』に区分されていたようです。

私は、陸軍で、『砲兵科』その中の、『高射砲兵』しかも、頭に、『船舶』と『限定された』部門で、平たく言えば、陸軍の、海軍と言った感じの部隊でありました。

『暁・第29?3』部隊と言う輸送船の 『護衛部隊』でした。
もともと『平時と戦時』によって、即応的に『専門部隊』が出きたり、無くなったりしたでしょうが、内閣に、陸・海軍省が出来、軍人が、大臣になって、政治に、口出しをするようになってしまっていました。 

『国民総動員法』などという法律が、造られ、戦争のために、すべてが集結され、国民の意思など、かけらも、容れられる事はありませんでした。

その軍人には、特別に、『軍人勅諭』 と言う、法律以上の、『拘束力』を持った、特別の『おきて』があり、『忠・礼・武・信・質』を中心にした、軍人の、心得が、在りました。
とりも、直さず、『滅私奉公』を、実践するよう、という、心がけを促す、『詔書』なのです。  

それが、『新兵(私の場合はは、幹部候補生)』に、教えるのでなく、『殴り込まれる』と言う方法で、伝えられるわけです。
演習中は、勿論、シロク時中も、トイレ中も、就寝中以外の、時間すべてに、適合されたのです。

『元帥・将官・佐官・尉官』・・・所謂『階級』 で在るが、『☆』の数、『金筋』の数で、上・下を区別する仕組みになっているのですが、それに、『新・旧』が絡んでくるのです。

『序列』即ち、『成績』が、加わり、ただ、星の数だけで、区別できない事があるのです。おなじ3年の軍歴でも、方や、『兵長』方や、『二つ星』と言う事もありうるのです。この場合、部隊が違い、外出中に、すれ違った場合・・・ ? 。   

3/21 に続く     
posted by やそろく at 10:00| Comment(0) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

兵隊さん

ご挨拶が、終わった事にしていただいて、皆さん同様、
好きな事を書かせていただきますが、第1回の、末尾にかきましたとおり、『兵隊さん』のことを書いてみたいと思います。

私の子供の頃は、兵隊さんは、『かっこいい、勇ましい、』存在で、『お国のために』命がけで働く、『尊敬すべき、人たち』であったのですよ。

義務教育を終わり、中学時代には、『学校教練』が、正規の科目として、設けられてあり、上級学年(4・5年生)になると、軍人と、同様に、銃を持ち、剣を腰にして、人殺しの、稽古をさせられていたのです。進学しないものは、町内の『隣組組織』の『青年団』にはいり、同じような、訓練が行われていました。

内閣にも、『陸・海・軍省』が、強い発言力を持つようになっておりました。その理由は、『日清・日露』の二度の、戦争に、勝利した事に在り、戦争そのものの原因も、それなりにあるのですが、それに触れる事は、致しません。

第3回 3/7につづく 
posted by やそろく at 09:00| Comment(0) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月07日

はじめまして

今回、【大国主】氏のお世話を頂いて、お仲間にお加えいただいた、【やそろく】です。
よろしく皆様の、ご指導のいただけますようにお願いいたしておきます。

 サテ、何を、どう書いてよいやら・・・?。闇夜に、独り、放り出されたようで、見当が、つきませんが、たった一つ、私も、【名古屋市】に、三年弱の間、勤務した事があるのです。

遠い昔のことではありますが、第二の故郷なのです。生まれは、大阪市南区賑町なのですが、現在、地番変更により、なんと呼ばれているか、よく判っていませんが・・
とにかく、大阪人として、この世に、出てきたことは確かなのです。そして、終戦後、軍隊の解体により、復員。・・・

一応は、親元へ帰り着きましたが、当時の、大阪の、イヤ、日本全国の、食糧事情は、すべて、切符の配給制。その量も、日時も、常に、遅配・欠配が通り相場・私の父親の、我侭もプラスして、母親が、たまりかね。父親の勤務先に無理を願い出て、岡山支店に転勤。

私も、元の勤め先を、退職。一家(親子四人)は、両親の、即ち、敗戦は、私たち親子を含む日本人全員の、再出発を余儀ないものにしてくれたのです。

結果は、生まれ故郷の、岡山へ、逃げ帰ったという結果になったのです。そして、住処を定めるのに、長時間を費やす事になりました。            
2/21へつづく

posted by やそろく at 09:00| Comment(3) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月24日

桜(さくら)

こんにちは。
今回で最後になる大国主です。素敵なブログに参加させて頂き、
有り難うございました。
今後とも、ハッピーブログのメンバーと(勝手に)思って、
遊びに来ます。

お暇がありましたら、私のHPも冷やかしに来てくだされば幸いです。
http://miyu11.hp.infoseek.co.jp/

この話を頂いた時最初に、topicが二つ浮かびました。
最後はそのひとつ、「さくら」。

sakurasakura

ご存知かとは思いますが、お付き合いください。

「桜」はどうして「さくら」と読むのでしょう?

古来、山のカミさまのことを「さ」呼びました。
このカミさまと稲のカミさまが同一視され、春の田植えの時期になると山から下りてきて、穂の実りを助けてくれ、秋の収穫が終わると山へ帰っていく、と考えられてきました。

このカミさま「さ」が山から下りてくることを「さおり」、山へ帰っていくことを「さあがり(さのぼり)」と言います。

ちょっと脇道にそれますが、この山のカミさまは、記紀などでは男のカミさまとして登場したりもしますが、実際的には多くの地方で女のカミさまとして信仰されてきたようです。

昔の人々にとっての山とは、木の実や鹿、猪などといった食を与えてくれる存在であり、それは命を生み出す女性と重なっていったのかもしれません。

ウチの愚息が悪さをすると、「山姥(やまんば)がでるぞ〜!」といって脅してやりますがわーい(嬉しい顔)
この山姥も、元は山のカミさまに繋がるようです。

息子はよくこう言います。
「パパ〜 ママさ、きのうのよるさ、パパに おこってってた とき、
やまんばに へんしん してたよね!?  パパ、だいじょうぶ?」

いや、ママは山姥より怖いんだよ・・・あせあせ(飛び散る汗)たらーっ(汗)

豊穣を司るカミさまは万国共通、女性のようです。

本題に戻ります。では、「さくら」の「くら」は何でしょう。
それは「座」です。


カミさま「さ」が春の田植え時期に”さおり”する。”さおり”して来た時、田と山の間にある「木」。

カミさまはその木にいったん「座」し、休憩する。
「さ」が「座」する木。「さ・くら」


ちょうどその頃は、「さくら」の花が咲き匂う季節です。
やがて花が散り、田植えが始まるとカミさまは田へ移って行きます。

田植え時期に「さくら」の花が咲き、そこに座するカミに酒などを供え、今年の豊穣を祈念する。花見の起源はここに在ります。

桜の季節はまだ先ですが、花見の席、そんな想いを巡らせてお酒を飲むのも、一興かもしれません。

posted by 大国主 at 09:45| Comment(3) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月10日

ガソリン

謹賀新年、大国主です。私の今年の抱負は「減量」です。

年初の抱負が「減量」とは情けないような気がしますがあせあせ(飛び散る汗)たらーっ(汗)
以前、嫁に、、「そのお腹、愛嬌でてきたね〜」と言われました。
能天気な私も、さすがにグサッどんっ(衝撃)ときましたね〜。
割れた腹筋を取り戻しに、今日も孤独な旅にでます・・・

今回は大切な「減量」、もとい、「原料」である原油価格について。

昨年はガソリン価格の急騰・急落に振り回されました。
「米WTI原油価格が140$に急騰!」とか
「WTIが○年ぶり40$の安値へ」
なんてニュースはよく目にしました。
WTI価格はネットですぐにわかりますし、テレビニュースにもよく
でてきます。このWTI価格の動向で、ガソリンがこれから安くなるのか
どうか判断できますよね。 
下は日本のガソリン価格とWTI原油価格の05年1月からの推移です。
元データに平均値を採用したので、その辺の突っ込みはご容赦を。

graph

このようにほぼ連動しています。(暫定税率の混乱時は乖離してます)
日本は中東からの輸入なので、ドバイ・オマーン価格が基準ですが、
ドバイもオマーンもWTIにほぼディスカウントで連動しているので
メディアへの露出度という面ではWTIのほうが便利でしょう。

日本のガソリン価格がどのように決まるのか?

============================================
(ドバイ、オマーンの平均価格の合計)/2+諸経費+税金+利益
=約1ヶ月後の日本のガソリン価格
============================================

アバウトに上記のような感じですが、わかりづらいので式を考えました。

======================================
(WTI価格)×(為替)×0.006 +75円
=来月のガソリン店頭価格(予測値)
======================================

かなり大雑把ですが、大きくはずすことは無いと思います。
例えば今のガソリン価格が100円。今WTI価格を調べたら

1バレル60ドルで、為替はここのところ90円ぐらいだとしたら
60円×90円×0.006+75円=107.4円 となります。

このままいけば、来月のガソリン価格は今より上昇するので、「今のうちにいれたほうが、お徳」となりますね。
スタンドによっては週ごとに反映させるところもあるようですが、だいたいは月替わりで大きく変わります。

1ヶ月遅れで価格に反映というのは、現地でタンカーに積んで日本につくまでが1ヶ月程度かかり、その時点で1ヶ月の平均値を算出して、それから原油の買値が決まるからです。

今のシステムが続く限り、このようにガソリン価格は決まります。
昨年の急騰、急落が表すように、需給バランスだけでは値段を説明できないこのシステムには問題がありますが、しかし現実です。

今年も、乱高下は続く可能性が高いので、少しでもガソリン代を節約できればハッピーです。 
ほんとは安値安定が一番ですけどね!

そういうわけで、「ガソリンお徳にハッピーハッピー」

・・えexclamation&question  車に・・乗ら な い・・
おあとがよろしいようで。
posted by 大国主 at 09:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

魚と日本と昔々

こんにちは。今回、2回目の大国主です。     
札幌は雪です。もう雪だるまを2つ作りました。

yukidaruma

このペースでいけば、来年早々には家の周りは雪だるまで埋め尽くされる予定です。って、近所迷惑か。どんっ(衝撃)

北海道に来てから始めたものの1つが、「釣り」ですね。
動機はもちろん、美味しい魚ちゃんを食すためですね。
そして!先日2度目の釣りにして、ようやく当りがありましたぁグッド(上向き矢印)

tsuri
・・と、ところが。小さくて、手のひらを伸ばしたぐらいの大きさ。(15pぐらい?)なんだか見たこと無いような魚だし、食べられなさそう、って事でリリース、しました。

で、その後は当り無し。冬の海は寒くて長居はできないので、あえなく終了。
「ヒラメを釣って、夜は日本酒で・・ウッシッシ手(チョキ)」なんて思ってたのに。釣りって、奥が深いなあ。

ところで、日本人と魚との関わりは世界でも稀有なものですね。
「サカナ」の語源は「酒菜」で、酒には魚が最もよく合う事から
きていますし、魚の字を含む漢字は何百とあります。


でも、昔は新鮮な魚を食すことができたのは限られた地域で、多くの
日本人にとって、鮮魚を食すことは非常な贅沢だったといいます。

島崎藤村が十歳になる頃、お刺身を初めて食べた時に

”塩ブリのほうが口にあう” 

と言ったとか。

岐阜県出身の藤村にとって、塩漬けしてない魚を食べる機会はほとんど無く、「無塩」とは「無縁」だった様ですね^^
 
時と場所を選ばずに鮮魚が食べられるようになったのは、戦後、つい最近。
海から離れた地域の人にとって、鮮魚を食すのは年に数回の贅沢だったのでしょう。知恵を絞り、魚を食生活に取り入れてきた事が、地域色豊かな、日本の食文化の基層のひとつになっているのかも知れません。

そんな歴史に想いを馳せながら、忘・新年会に挑みたいと思います。

さてさて、2度目の釣りで初ヒットしたあのゲテモノみたいな魚はなんだろう? 気になって、帰って図鑑を見ましたよ。

「・ん?・・な、何とっ!あれ、ハゼじゃんexclamation

天麩羅にしたら最高だったのに〜 あ〜あ〜バッド(下向き矢印)
ハゼだったんです、ハゼ。天麩羅にして、ビールをぐびびっと・・
まあ、1匹のハゼ君の為に天麩羅というのは不経済かと思うけど。
あぁ、それにしてももったいない。

あの時のハゼ君。来年きっと釣ってあげるからね。それまでたらふく食べて、身を肥やして待ってるんだよ。
 
年末は暴飲暴食になりやすい時期、自分は身を肥やしすぎないように気をつけます。体調管理が難しい時期、皆様もご自愛ください。いい気分(温泉)

一足早いですが、良いお年をお迎えください。
posted by 大国主 at 08:10| 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月06日

はじめまして!

はじめまして、大国主と申します。本名、松居亜紀良です。

「ひろ」さんからの御請託により、4回も乱文を晒すことになりました。ご容赦くださいますよう、お願いします。

実は、当ブログを知ったのはごく最近でありまして、ひろさんに私のHPの紹介をしていただいたというのがきっかけです。

以来、何度か訪問して記事を読ませてもらっている所ですが、
女性主体、禁断の楽園みたいなブログを読むなんていうことは初めてでありましてあせあせ(飛び散る汗)たらーっ(汗)

当ブログを訪問させていただくたび、あの、小学生の頃の、、、大人の雑誌を初めて読む時のような、、甘酸っぱいようなどきどき感がよみがえってきます(何のこっちゃ)exclamation×2

ところで、私は転職を機に今年の夏に東京から札幌に越してきたんですが、やはり北海道は食べ物がおいしい!ぴかぴか(新しい)
(出身は富良野、帰ってきたというべきか。)


今まで34年間酷使され続け、安酒と添加物の二重奏に苦しんできた私の胃袋も、最近は調子がいいようです。。
中でもこの味は北海道でなければ食べられない!と思う食べ物がいくつかあるのですが・・・

「”北海道の味覚”で、思い浮かぶ食べ物は何ですか?」    

kani

・・・・そうですよね、僕も毛ガニです!
 
北海道から毛ガニを空輸するにしても生きたままでは難しい様で、
本州で手軽に活毛ガニを買うことはできないのですが、こちらではその辺のスーパーで買えちゃいますexclamation×2

値段は、東京比でいうと大体1/3exclamation×2といったところでしょうか。

ですから、北海道では
「○○君、今日は会社帰りに軽く1パイどうだ!?」
なんて会話があった場合、この”1パイ”とは70%の確率で、毛ガニ のことを指します。  ・・たぶん。

ちなみに、我が愚息も5歳にして毛ガニが大好物でありまして、

kani

嫁がゆっくり寝ている日曜の朝なんかは 
「パパ おなかすいた〜 毛ガニないの?」わーい(嬉しい顔)
などと言い出す始末です。(パパ=”お酒”と”海産物”と”遊び友達”というイメージが出来上がっているようですな)

子供の時に口にするものって、味覚のベースとなると思います。
息子や、今度生まれてくる予定の長女にも新鮮な海の幸・山の幸の味を教えてあげられる環境がマイハッピーですグッド(上向き矢印)(って強引ですが)

ほんとは酒好きの私が1番ハッピーです。

以上で1回目を終わります。う〜ん、、まとまりゼロですね。

だけどここまできちゃったらしょうがない、とりあえず自己紹介みたいなものだと思って許してください。
私の仕事はカニの営業マンじゃなく、商品〜証券(現在、某証券勤務)です。

次はも少しマトモな、ハッピーな話題にしようと思っています。
忘年会シーズン最盛期、飲みすぎに気をつけましょう。
posted by 大国主 at 09:00| Comment(1) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月08日

音楽は楽しまないと

今回で3回目のひろです。
今回のテーマは、私が音楽と関わってきた中での色々です。

私は、中学2年生の時、チェッカーズに影響され、バンドをはじめました。
当然、女の子にモテたかったから。
だから、伝説の外タレバンドとかじゃなく、チェッカーズなのです。

いざ始めようと友達と相談し、その当時、溜まり場がウチであったため、
私のパートはドラムになりました。
その後、ギターやベースもやったのですが、後ろでタイコ叩いてた時のストレス(私は超目立ちたがり)もあり、高校の最後にはボーカルになり、そこからはずっとボーカルでした。

歌を歌うの昔から好きだったのですが、自分で作った歌が歌えるのがやはり楽しく、オリジナルも結構つくりました。

ちなみに、一番最初のオリジナルは、とあるコンテストにエントリーするのに、組んでまだ2ヶ月のバンドだったため、メジャーな曲をコピーして、粗がばれるよりは、オリジナルでという安易な考えでした。

で、「絶対音楽で食っていっちゃる」と東京の音楽系の専門学校へ。
そこで学んだのは、音楽で食っていくのは難しいということばかりでした。

それでも、バンドやってるのは楽しかったので続けていけたのですが、ライブやるにも練習するのにもお金はかかるので、何とか稼がなきゃと、もがきにもがいて、どんどんバンドやるのが苦痛に。

この辺りから「音楽から音が苦」へ

また、インディーズレーベルや、大きなライブハウスからも声が掛かり、良し、そろそろいい感じ、と思っていると、契約書なんかが出てきて、なまじ、前回ご紹介したように、こちらは法律に詳しかったので、内容を見てみると、向こうの都合がいいことばかり。

これで、より「音が苦」へ。

現実的にお金も稼がなきゃと思い、これは今も続けているのですが、
着メロの元データ作りを始めたのですが、これも、完全なコピーを
作らなければならず、もう少し人が演奏してるッぽくとか、テンポが
あと6遅くとか、細かいことばかり注文が・・・。

例えば、ギターのジャンジャン弾くやつ(バッキング)なんかは、
ギターの弦を鳴らすのは、同時じゃなくて上から鳴らしていくわけだから、その分、32分音符の半分の半分の半分ずらしてなんて言われます。

これで、より一層「音が苦」に。
ちなみに、最近は、人の曲は着メロの依頼曲ぐらいしか聞いていないため、CDもかなり買ってないような気がします。

とはいえ、やはり曲を作ったり、それをレコーディングしたり、
ミキシングしたりするのはいまだにやめられず、0から物を作るのは
やはり好きで、楽しいこと。

さんざん「音が苦」とはいっても、着メロも続けているわけで、結局は「音楽」しているのでしょうね。

つまり、これも私のハッピーなのです。

ここで前回の答え、
「人を傷つけても、罪にならない場合」

@正当防衛
(これは、良くあるケース)

A緊急避難
(車にひかれそうになって、よけるためにある人を突き飛ばした)

ここまでは、思いついたかと思います。

B正当行為
(お医者さんが医療行為として、メスで人の体に傷をつける)

C業務行為
(ボクシングの試合)

インチキっぽいと思われるかもしれませんが、どちらも危険な行為です。しかも、普通の人がやると、捕まります。

D心の傷

最後は少しひねってみました。
名誉毀損や侮辱罪というのはあるけど、例えば恋愛での心の傷は、
民法の損害賠償の対象になることはあっても、刑法では罪になりません。
本当は、傷つけ方によっては、これこそ罰するべきでしょうけど。

皆さんが、D番をしたり、されたりしないことを祈りながら、ハッピーぴかぴか(新しい)でありますように。

次回は「お金を稼ぐのって大変」をお送りします。
posted by ひろ at 09:00| Comment(1) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月25日

法律って?

はじめましての方もいらっしゃると思いますので、改めまして、ひろです。

今回は、前回告知したとおり、「法律って?」「をお送りします。

今はあきらめましたが、私は長い間、司法試験と向き合っていました。
択一試験で、あと1点、2点を何度か繰り返し、試験制度の変更があって断念し、今の会社に勤めるようになりました。

結果は残念だったけど、友人からの法律相談を受けたり、社内で契約書なんかを作れたりと、以外と活用できていますし、ハッピーを得るために、知っておいて損はない、また、いろんな事を法的に解釈してみるのも、パズルを解くようで、これも意外と良い暇つぶしであったり。

(例えば、切符を買ったら、その時点で交通会社と旅客運送契約を結んだので安全に目的地まで運んでもらえる権利がこちらにはあるので・・・etc)

私のハッピーツールの一つです。

ですので、ここから先は、あくまで1、2点足りない知識での、法律のお話です。

裁判員制度も始まることですし、刑法から。

日本では(多分、他の国でも)人を殺めたり傷つけると、捕まります。
それは何故でしょう?
ほとんどの人は、刑法があるからと答えるでしょう。
では、なぜ、刑法で禁止されてるのでしょう?
これも、多分皆さん、いけないことだからと答えられるでしょう。

では、ここからが問題。
具体的には、何がいけないのでしょうか?

ここで、考え方が2つあります。
結果(人が傷つけられた)がいけないと、
行為(人を傷つけようとした)がいけない。
どちらでしょう?

結果がいけないと答えた方、半分正解です。
人が傷つく結果は、当然いけないことです。

でも、ここで考えてみてください。
同じ、人が死ぬ結果となっても、殺人と交通事故では、
罰の重さが大きく設定されています。
殺人は死刑もありますが、業務上過失致死には死刑はありません。

では、行為がいけないのでしょうか?
これも、半分だけ正解。
例えば、人を殺そうとして襲ったが、死に至らなかった場合が
ありますが(殺人未遂罪)、この場合、死に至った場合と行為は
なんら変わりませんが、この未遂の場合も死刑はありません。

結局、行為と結果が合わさって、いけないことと評価できる場合に罪になります。
加えて、その場の状況、例えばそうせざるを得なかった場合など、
様々な要素が入り混じって、その人に罪の責任が負わせられるか
などが評価され、刑が決まっていきます。

もし、皆さんが裁判員に選ばれることがあれば、ちょっとだけ
思い出してみてください。

なんか、固くなってしまったので、最後は少し軽めに。
といっても、ちょっとディープかも知れませんが、

問題
「人を傷つけても、罪にならない場合は?」


いくつかあるので、ちょっと考えてみてください。
答えは、次回3回目の「音楽は楽しまないと」の中で、
ご紹介します。
posted by ひろ at 09:00| Comment(1) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月11日

はじめましての1回目

ハッピーブログを読んでいる皆さま、こんにちは。
今回から男性ゲストコーナーを担当いたします、ひろです。
前回のこうきさんからのご紹介で、お邪魔していますので、
西村さんとはまったく接点がなかった外様ですが、
どうか、お付き合いください。

4回の担当ということで、最初は私の生い立ちから。

出身は広島、
小学生までは、まじめな面白い子わーい(嬉しい顔)
中学生で「ヤンチャ」を覚え(そういえば、某TVでボクサーを育てる企画でコーチをやってた元世界チャンプは同級生)、
完全な不良になる前に知った「バンド」漬けの高校生、
音楽で食べていくぞ!と東京の専門学校へ、
音楽だけじゃ厳しいぞ!と1年の浪人を経て大学へ、
大学卒業後、就職はしないで「司法試験」浪人&「パチプロ」に、
確実に食べていかなきゃいけないので、「着メロ職人」に、
司法試験制度が大きく変わったため、あきらめて「化粧品会社へ就職」
侘しい給与をカバーするために、「商品先物取引」を開始。

こんな遠回りや寄り道をしながら生活しているのですが、上の「 」が私のハッピーたちです。

1番のハッピーは内緒にしておいて、これらのご紹介を残り3回でお伝えしようと思っています。

2回目 法律って?
3回目 音楽は楽しまないと
4回目 お金を稼ぐのは大変

あと3回、よろしくお願い致します。
posted by ひろ at 13:44| Comment(3) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

いろんなハッピーみつけよう!

ハッピーブログを読んでいる皆さんこんにちは。
カーテンコール?と勝手に思っている、こうきです(笑)

ネタは前回までしか仕込んでいなかったので、ハッピーブログの

「いろんなハッピーみつけよう!」

というテーマに少しでもあった内容にしようと思いましたが、僕があらためてハッピーって何?って考えると、今、生きている事だと思いました。
生きているって素晴らしいですよねぴかぴか(新しい)

あれこれ文章を書いても、だらだらになってしまうので、キーワード的にあれこれ記載しておきます。
これだexclamationと何か感じたら、ノートの片隅にでも記載しておいてください。

幸せと感じるか感じないかは、2つにひとつ。
幸せと感じるかは、自分次第。
幸せと気付く力が大切。
当たり前になると、感謝の気持ちは無くなる。失ってから当たり前が幸せだと気付く。


夢から逃げなければ今は、夢を達成する為の過程位置情報

10年後の自分になって、今の自分を見たらなんとアドバイスしますか?

悪い事があったら、末尾にちょうどいいから○○と文面を書いてみよう!

毎日×0.9で日々過ごすか、×1.1で過ごすか。
出来ないのはやらないから。

すぐやるグッド(上向き矢印)あとで直すグッド(上向き矢印)
戦略は大胆に、戦術は細心に。
明元素(明るく、元気で素直)、反対は暗病反。
自分の力でなんとも出来ない事を出来ない理由にしない。
仕事とは、無いものねだりしても始まらないので、無い条件を作り上げて整備する事。

Y理論(子供が悪いのは親の責任。会社が悪いのは社長の責任)であれ!
互恵の心。
スケジュールは、先にやりたい事を書いておく。
一寸法師の針を持て!(自分が人に負けないとんがった部分を持とう)

とりとめも無くなってしまった気がしますが、皆さんが毎日にハッピーと感じるように心から祈っております!
posted by コウキ at 09:00| Comment(4) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

脳力開発と御礼の言葉

皆さん、こんにちは。こうきです。
さて、今回で最後ということで、脳力開発と御礼の言葉をお届けします。

脳力開発は、能力ではなく脳力。
昭和60年12月に他界された故城野宏先生(左写真)が提唱された人間学・戦略行動学を学ぼう!というセミナーです。
今年(2008年)7月、名古屋で開催されたので受講しましたが、三国志や戦国時代などの話などが出てとても楽しく自分を見つめる事が出来ました。
来年(2009年)も名古屋開催があるようですので、興味がある方は下記、ヴァンガード研究所のサイトをチェックして見て下さい。

 ヴァンガード研究所
 http://www2.atpages.jp/vanken/

講義の中のひとつ、戦略と戦術の違いをご紹介します。
戦略?戦術?という方もいらっしゃると思うので、一緒に考えていきましょう。

「大阪から東京へ行きたい!」という戦略をたてるとします。
その行き方が戦術になります。
戦略は最も中心的・根本的な目的、目標。
戦術は、戦略達成の為の手段、方法、道具あるいは、具体的な行動計画や作戦。

せっかくなので、ブログを読んでいる方、紙を用意して、「大阪から東京への行き方」を出して見て下さい。

ちっ

ちっ

ちっ

ぼーん!

どうです?10個ぐらい出ましたか?

新幹線(のぞみ、ひかり、こだま)、電車(鈍行、特急)、高速バス、夜行バス、走る、三輪車、ボート、飛行機、船、自転車、スキップ、歩く、一輪車、馬車、カゴ、バイク、ローラースケート、気球、潜水艦、飛行船、タクシー、トラクターなどなど、まだまだありますが、たくさん出ましたか?

戦略を達成する為には、ものすごいいっぱい種類があるのがわかります。
ただ、会議などで話をしようとすると、戦略を達成する為に話をしているのに、いつの間にか戦術論の話になってしまいます。
色々出し合って、そこから条件を絞っていけばいいのに、時間の無駄ですね^_^;

少し付け加えてみましょう。
「朝5時以降に出て、東京タワーに19:00集合に間に合うように行くには?」という条件が入ると、消えるものがあります。
徒歩とか、スキップとか確実にだめですね。でも、いくつか消えないものがあります。

飛行機、電車、車などですが、じゃぁ飛行機で行こう!と1つだけに決めない事が重要です。
可能性のあるものは消さないで残しておく。

飛行機で行く!と決めて、雨で決行になったら電車に変更。
なんと、電車も大雨で止まってしまった!となったら、車に変更。
2の矢、3の矢を用意しておく事が重要です。

仕事でも、恋愛でも、一緒ですよね。
物事を多方面から見る癖をつけると、悩みなんかふっとんでしまいます。
ぜひ、現状打破したい方、脳開参加を検討してみて下さい。

さて、これにて4回の取り留めの無い話が終了しました。
読みにくい部分も多数あったかと思いますが、こ・・・「ん?」

( ^_^)ロ---------ロ(^_^ ) モシモシ

> 実は、最後にちょっとお願いが・・・・・
>
> 今回、三浦さんには8月〜9月の2ヶ月担当ということで、カレンダー上
> いつもの月より1回多い5回でした。

おっしゃることがワカリマセン byこうき ( ̄ー ̄;∂ポリポリ

ということで、なんと1回追加となってしまいました。
ネタは、まったく仕込んで無いですので、少しでも何かハッピーになれるようなテーマをお届けしたいと思います。
posted by コウキ at 09:00| Comment(2) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月30日

TOCと環境整備

早いもので第3回目となりました。こうきです。
先日、月曜日担当の西村さんと以前ブログを担当していた才木さんと名古屋でレストランをしました。
とんがっている武器を持っている方は男性でも女性でも魅力的ですね。心癒されるひとときでしたいい気分(温泉)

さて、今回は、TOCと環境整備についてお話します。
TOCは、ザ・ゴールという本で紹介されましたので、ご存知の方も多いかと思いますが、倒産寸前の企業が数ヶ月で利益は倍に、在庫は半減、リードタイム短縮など、企業が抱える問題を解決できる可能性を秘めた制約条件理論です。

第1回で紹介したMG(マネージメントゲーム)にも非常にかかわりがあり、MG講師を務める(株)ソフトパワー研究所の清水先生のサイコロを使ったゲーム感覚の講義には、目から鱗が落ちました。

 ソフトパワー研究所
 http://spken.cocolog-nifty.com/shimizu/

スケジュールが遅れてしまったりダッシュ(走り出すさま)仕事がたまってしまったりたらーっ(汗)在庫が残ってしまったりあせあせ(飛び散る汗)すべての原因はボトルネックという他よりも少しキャパが少ない場所の流れが悪くなるのが原因です。

イメージ的には、砂時計の一番細い場所が、あなたの会社でもどこかに発生しているから、うまく物事が流れないということです。
(かならず1箇所か2箇所あるます)
細い場所以外に対策をしても、改善されずどんどん悪化してしまうという状況になります。

興味のある方は、ザ・ゴールをお読み頂くか、ソフトパワー研究所のセミナーに参加されてはいかがでしょう。

TOCと密接に関係しているのが、環境整備です。
環境整備は、見える化と、余分なモノを捨てる事が非常に大事です。
整理整頓を皆さん叫びますが、余分なモノをたくさん持っているのに気がついていない事が多いですね。

右にあるものを左に積み重ねるのは、整理整頓とは言えませんむかっ(怒り)
特に、書類に埋もれているあなた、余分な書類がたくさんあるはずです。まずは2/3を捨ててみましょう。
きっと仕事の時間が早くなったと感じますよ。

私事ですが、うちの家内は環境整備が大好き。いつか使うだろうというものはことごとく捨ててしまいます。
だからこそ、本当に必要か?を考えて買うようです。
例えば、この間、こんな話になりました。
「安いからといって大量に買ったシャンプーなどは、本当に必要か?」

よくよく考えてみれば、いったい何日分あるのでしょう。
会社で言えば、動かない滞留在庫だし、その分現金を先払いしているわけです。回転率は確実に悪くなります。

でも・・なくなったら困るといった場合、考えれば適正在庫は一本あればいいわけですし、ボトルを透明にして見える化をすればいいわけです。

そうすれば、在庫をおいておくスペースも必要ないですから、そのスペースに他のモノを片付けられるということにつながります。
いつしか、家の中から、タンスなどの家具類は姿を消してしまいました^_^;

環境整備は、仕事のスピードをあげる為に行うということを、少し気にしながら考えてもらうといいと思います。
空いた時間は、ワンランク上の仕事をするのもいいし、自分の能力アップに使ってもいいし、自分の癒しに使ってもいいですね。
時間は、皆一緒なのですから、少しでもうまく使いたい!

そんな風に思っている方に、何かきっかけになれば良いかなひらめきと思って今回ご紹介しました。

そうそうここでひとつ宣伝させて下さい。
MGの開発者である西先生が名古屋地区で講義をされます。
西先生が行う公開セミナーとしては、年3回しか名古屋はなく大変貴重だと思っています。
私も会社の仲間5名と参加する予定ですが、ご興味のある方はこの機会にぜひご参加下さい。

 主催の鍋清さんのホームページ
 http://www.nabesei.co.jp/seminar/seminar04.html
posted by コウキ at 09:00| Comment(3) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月16日

MGとMT

こんにちは。こうきです。
MGとMT。。。なんだ??と思われる方も多いと思います。

僕は、メーカー系のネットショップを運営しているので、決められた価格を値下げして売るという事が出来ません。
悩んでいる時に、会社でこの研修に出てみたら?と薦められ参加をしましたが、気がつけばすっかりはまってしまい2年が経過しました。

MGとは、マネージメントゲーム 戦略会計MG といい、元ソニーの西順一郎先生が開発した経営教育ゲームです。

 西研究所
 http://www.nishiken.jp/index.php

なんだか、難しそう・・・だと思う女性も多いと思いますが、自分のお店を持って実業家になりたい!実業家の奥さんになりたい!
男性に負けない、役職につきたい!なんて野望わーい(嬉しい顔)を持っている自立した女性を目指す方には特におすすめです。

ですので、MGでは、男性社長だけでなく女性社長にも良く出会います。

MGは、自分でひとつの会社を2日間で5年分経営します。

材料を買って、生産して、販売する。その途中に、様々な投資をして会社を強くしていく。

もちろん、会社ですから、1年毎に決算書も書きます。
会社を上からの視点で見る勉強にもなりますので、新入社員研修や幹部研修などで利用している会社も数多くいます。

さて、話を戻しますが、MGに行くと8割近く男性です。ですので女性が決算が遅かったりすると、男性が助けに入るんですね。
MGは会社を運営する勉強ですので各企業の社長さんや、2代目で勉強に来ている方や幹部候補みたいな方もいます。

頭の回転の速さや柔軟さを見ることも出来るし、面倒見が良い男性など色々な男性の面を見ることが出来ます。
下手な、結婚相談に行くよりも、人脈をたくさん作り、素敵な男性を見るには、うってつけだと思います。

2日間の研修の間に、3.5期といわれる自由参加の交流会(飲み会)がありますが、色々な話で盛り上がり、皆で向上しようという力をもらう事が出来ます。

仕事で、少し壁を感じていたり、悩んでいる方は、色々な異業種の先輩の声を聞くのも参考になると思います。

自分にも娘がいますが、年頃になった時、娘と旦那候補には必ず100期やらないと結婚させないexclamation×2と心に決めております。
東京がメインですが、9月12−13日に名古屋でも開発者の西先生が来てMGが開催されますので、ぜひ自分のスキルをあげたい女性の方はご参加下さい。もちろん、男性もお待ちしています。(人数に限りがありますので、お早めに!)

MTは、マイツールといって現在はRicohのフリーソフトです。
仕事は?って聞いてくるデーターベースソフトですが、自分の意思でいかようにでも加工できるので、最近ではエクセルよりも使う事が多くなりました。


エクセルで表などを作りますが、そこから何をしたいのか?を考えると発展性が難しい。でも、マイツールであれば、データーを見ながらみんなでワイワイ言って加工して見ていく事が出来るので、非常に大切な事だと思っています。
何事も、自分の意思決定が全てを決めていく2つの事をご紹介しました。

次回は、TOCと環境整備をご紹介しますね。
posted by コウキ at 09:00| Comment(2) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月02日

"どこの誰"何故来たか”

ハッピーブログを読んでいる貴女、こんにちは。こうきです。
月曜日担当の西村さんから、お誘いを受け、今回から隔週で土曜日を4回担当させて頂く”こうき”といいます。
西村さんとは、気がつけばもうじき10年のおつきあい。
駆け出しのネットショップ店長の時に、ショッピングモール担当の西村さんと10人ぐらいのメンバーで、毎月ワイワイガヤガヤやっていたのが懐かしいなぁと思い、何かの縁かな?と思い引き受けました。
実は、ハッピーブログも立ち上げの頃からよーく知っております。(^^)
3年も続けられたのは、イキイキとした女性がブログを書いているからですね。
少しでもお役に立てれば幸いです。

”どこの誰””何故来たか”

僕がよく行く研修で自己紹介の時にホワイトボードに毎回書かれるのが、この”どこの誰””何故来たか?”。
社長命令や、上司命令で参加は禁止なんです。
自分の意思をきちんと持って研修に望まないといけないといつも認識させられます。
仕事や友達との付き合いなんかもそうだと思います。
仕事ならば、何故、今この仕事をやっているのか?というのが重要ですね。

当然、今回も西村さんからのお誘いで!というのは禁止なんですが^_^;
さて、自分はこのブログで何が出来るのか・・・・。

まずは、どこの誰。
名前は、こうき(実は本名)
1972.01生まれの36歳。
中学校2年生の男の子と小学校4年生女の子の父親で、授業参観は必ず参加のかなり親ばかです。
仕事は、ネットショップの店長と営業と販売推進をやっています。
趣味は、自己脳力のアップ!(能力ではなく、脳力)


好きな言葉はチケット
ちょうどいいから○○しよう!
×(かける)1.1
温故知新

 ちょうどいいから○○しよう!は、特に悩んでいる時や落ち込んでいる時、うまくいかない時に使います。
 例えば、売上がこのままだと達成できません。ちょうどいいから○○しよう!と○○を考えると、ポジティブに物事を考える事が出来ます。

 ×1.1は、1を×1.1×1.1×1.1・・・とかけると何回かかけるとすごい数字になります。
 では、×0.9だったら? 1×0.9×0.9×0.9・・・・とかけて行くと限りなく0に近くなります。
たった0.2しか違わないのに、すごく結果が変わります。

 これって、毎日の過ごし方じゃないかな?と思っています。今を1とすれば、少しだけ成長しようと0.1だけがんばる。
 毎日、少しだけ成長していこうと行動を変えるだけで、数ヶ月経過したらものすごく実感できます。

 温故知新。中学校の頃から大好きな言葉。
 今まで多くの方が培って来た物事の上に自分たちが成り立っています。
 それを大切に思うことがとっても大事。そこから、学ぶものも多いと思っています。

さて、何故来たか・・・。

今の自分の最新情報を入れながら、少しでもお役にたてばいいな?と思うような自己脳力の研修の事をご紹介しますね!

2回目は、MGとマイツール。
3回目は、TOCと環境整備。
4回目は、脳力開発と御礼の言葉

なんだか、とりとめもなくなってしまいましたが、あと3回、よろしくお願い致します。
posted by コウキ at 10:00| Comment(4) | 土曜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。